サポペンブログ - 酔拳(第3回)  − Written by yu −

酔拳(第3回)  − Written by yu −

カテゴリ : 
大会関連
執筆 : 
 2009-7-1 11:07
こんばんは、案ずるより飲むが易し。yuです。

ほぼ週刊・飲んだらエラーレートはどうなるか比較実験、2回目の経過報告です。

最初に2択問題です。
・ミスがほとんど無かったけど負ける
・ミスが多かったけど何故か勝つ
この2つから選ぶなら、どっちがいいですか?

大抵の場合、解析的なエラーが少ない事と勝ちやすさが一致するのはもちろんです。それは一旦置いておいて、目的としての優先順位は、解析的なエラーを減らすのと勝ち負けのどっちが上ですか?という質問です。

エラーを減らすことに集中すれば結果は後から付いてくるという考えもあると思うのですが、自分はエラーレートより勝つ事を重視しています。勝つ事が主で、その為にエラーを少なくするのが従。その上で、勝つ為にベストを尽くす事は重要だし意味があると考えると、なんとなくアウフヘーベンできた気になります。

何が言いたいのかというと、もしこの実験で「お酒を飲むとミスは増えるけど勝てる」という結果が出たら、結果重視の信条に従って大会とかでも飲むべき?かな?という事です。今のところそういう流れなんですね…。

【今回飲んだお酒】こなき純米 よう怪泣かせの超辛口


ラベルには妖怪こなきじじいのイラストが描かれています。水木しげる御大で町興しをしている鳥取県境港にある千代むすび酒造さんのお酒です。
「水木しげる好きとして買わなきゃ」と手に入れたものの、死蔵されそうだったのでこの機会に。とろんとした滑らかさがありますが、しっかり辛口でした。
歩くとふわふわになる程度に酔ったところで、さあ対戦。


【結果】



それぞれ10試合やったのですが、今回は飲んでない時の方が平均0.32だけミスが多かったです。これは、5ポイントボードでエースポイントにある相手のブロットを打ち込むべきところを、何ロールも連続で打ち込まなかったミスが響いてます。統計的な信頼性のためには、こうしたたまに起こる局面の影響がノイズになるくらい実験を続ける必要がありますね。
勝敗結果は前回に続き飲んだ時の方が好調です。酔拳の才能が花開きつつあるのかもしれません。
前回の結果と併せての累計で見ると、エラーレートの差は0.05とほぼ同等。勝敗では飲まないと勝率25%なのに対して、飲んだら50%と断然良いです。

今回の試合の中で印象的だったのは、お酒を飲まない19ゲーム目です。



上のがその棋譜なんですが、GNU様が13回振ったうちの7回がゾロ目。最後の4連続6ゾロとか容赦ありません。相模一高に109-0で負けた川浜高校みたいです。
この時のエラーレートは「お前らゼロなのか」とばかりにゼロだったんですが、こんな負け方するとミスが無くても嬉しくないですね。

さて、次回は実験の経過報告に加えて、「買ってはいけないギャモン本」というおまけコーナーも予定しています。
それではよい出目を!
 

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