2013年8月12日(月)から18日(日)にかけて慶応大学日吉キャンパスで開催された世界コンピュータゲームトーナメント2013のHexゲーム部門で，自律系工学研究室のメンバーで構成されたプログラム”Ezo”(主な開発者：高田圭（学部4年生）)が見事，準優勝となり，銀メダルを獲得しました．

Hexというゲームはノーベル賞経済学賞受賞者の数学者ジョン・ナッシュさんが考案したとされる二人対戦型ゲームで，ルールは非常に簡単なのにも関わらず，ゲームの奥深さが魅力のゲームです．対戦は写真のように，各チームが開発したプログラムを起動し，各プログラムが決定したムーブを互いに入力しながらゲームを進めていきます．

二日間にわたって行われた対戦の結果，チーム”Ezo”が準優勝で写真のように銀メダルを獲得しました．優勝したカナダのアルバータ大学のチームは2009, 2010, 2011年につづき(2012年は開催なし)，4大会連続の金メダルをとったプログラムです．そのプログラムとの対戦は結果的に4戦全敗でしたが，初戦はかなり善戦しました．

表彰式ではしっかりとしたつくりの銀メダルが贈呈されました．

同時に開催されていたコンピュータゲームに関する国際会議も盛況で，公式のディナーパーティでは，さまざまなボード対戦ゲームも教えていただきました．

今回は初出場でしたが，来年は金メダルを目指してがんばります．