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||| Masahitoからの挑戦状 |||
2006/9/22 更新
今回,クイズコンテストとしてはおそらく初めて2クラス制を採用しました.
通常のオープンクラス(誰でも参加可能)に加えて,初・中級者限定の初・中級クラスの問題を出題しました.
今まで,なかなか初・中級クラスのプレイヤーが表彰の対象にならなかったので,ここでそのような機会があれば,と思ったからです.

あちこちから問題が難しいとのコメントを頂きましたが,結果を見ると,なかなか狙い通りの結果になったようです.
初・中級クラスの問題は,オープンクラスのプレイヤーにとってはやはり簡単だけれども,初・中級クラスの プレイヤーにとっては十分難しかったという結果です.

特に,初・中級クラスの問題には気を遣いました.基本的には, 上級者の多くが理解している基本的な考えた方をふんだんに盛り込んでいます.
つまり,この問題を一通り理解すれば(なぜその答えのムーブがベストなのかを理解すれば), 実力アップは間違いない,という問題を選んだつもりです.

正解と正解率などは後日アップします.


【オープンクラス問題】

参加者 オープンクラス 15名 平均点 3.4問 (最高点 7問)
初・中級クラス 7名 平均点 2.1問 (最高点 4問)

【初・中級クラス問題】

参加者 初・中級クラス 7名 平均点 3.4問 (最高点 5問)
オープンクラス 6名 平均点 6.0問 (最高点 9問*)    *ただし,9問のみの回答.


◆ オープンクラス問題 ◆ ◆ 初・中級クラス問題 ◆



 Q1 





 Q2 





 Q3 





 Q4 





 Q5 





 Q6 





 Q7 





 Q8 





 Q9 





 Q10 




◆ Masahitoからの挑戦状の問題作成コンセプト

「Masahitoからの挑戦状」とは少々名前が大げさですが,ちょっとした挑戦の意味が込められています.
というのは,これまでいろいろな大会で多くのクイズコンテストが開催されてきましたから,参加者も多少クイズ慣れしてきています.
そこで,クイズ慣れした参加者をなんとか悩ませてやろう,という意図があったからです.

まず大事にした基本的なコンセプトは,なるべくぞろ目の問題を作らないことです.ぞろ目はそれだけで候補手の数が多くなり,問題としては難しくなるからです.そこで,ぞろ目でない問題で難しいものを作ろうと思いました.

次に,なるべくトリッキーな問題にならないように,というものでした.つまり,実戦で現れてもおかしくないような局面を問題にするということです.
こちらはなかなか難しく,実際にはこれが満たされたかどうかはわかりません.

最後に,「クイズだから答えはこれに違いない」ということで答えがわかってしまうような問題を避ける,というものでした.
そうはいってもなかなかそういう問題が作れるわけではないので,それに加えて,「クイズだからこれが正解というのも平凡だなあ」というものが正解となるような問題を混ぜたりもしました.

クイズコンテストに出てもどうせ良い点は取れないんだし,とか,間違っていると恥ずかしい,などの理由から参加しない人がいるかもしれません.
でも,「ポジションを真剣に考えて,どれか一つに決断する」というクイズを解く過程は,まさに,バックギャモンのプレイ中そのものでもあるのです.
間違いなんて誰でもするものですし,表彰されることが目的ではありません.
ギャモンの上達を目指す人には是非参加してもらいたいと思います.
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